役員一覧

2016年9月5日現在

理事長 竹下 裕子(東洋英和女学院大学教授)
副理事長 三宅 ひろ子(昭和女子大学専任講師)
理 事 天谷 修身(株式会社アスク代表取締役)
理 事 大島 希巳江(神奈川大学教授)
理 事 岡本 佐智子(北海道文教大学教授)
理 事 齋藤 智恵(国際医療福祉大学准教授)
理 事 間瀬 幸夫(株式会社東京外国語センター取締役)
理 事 松岡 昇(獨協大学、立教大学非常勤講師)
監 事 加藤 三保子(豊橋技術科学大学教授)

理事長

竹下 裕子(たけした ゆうこ)

東洋英和女学院大学国際社会学部国際コミュニケーション学科教授。
カリフォルニア大学デイビス校大学院教育学専攻修了。専門は異文化間コミュニケーション、社会言語学、英語教育。日本「アジア英語」学会理事。
学術雑誌Asian Englishes編集主幹。 International Association for Intercultural Communication Studiesアドバイザリーボードメンバー。元神奈川県逗子市教育委員会委員長(本名 小島裕子にて)。アジアにおける異文化間コミュニケーション、特に日本とタイの関係に焦点を当てて、さまざまな教育・研究活動を行なっている。

私の国際的な体験の機会は、中学3年生のとき、突然におとずれました。銀行員だった父が、 ニューヨーク勤務を命じられたときのこと、新しい友との出会いへの期待よりも日本の友達との別れ みが大きな渡米でした。けれども、あるとき、落ち込んでいては損、この機会を楽しまなくては損だと 思い直してからは、さまざまな珍しいものが見え、聞こえてくるようになりました。違いは楽しむもの、 という考え方を、それ以来、ずっと持ち続けています。

副理事長

三宅 ひろ子(みやけ ひろこ)

昭和女子大学総合教育センター専任講師、白百合女子大学文学部英語英文学科非常勤講師、学術誌 Asian Englishes, Editor。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科国際コミュニケーション修士課程修了。専門は国際コミュニケーション、異文化間コミュニケーション。著書に『企業・大学はグローバル人材をどう育てるか―国際コミュニケーションマネジメントのすすめ』 (共編、アスク出版)などがある。

私の専門は国際コミュニケーションですが、これは幼少の頃のフィリピンに住んでいた経験が大きなきっかけになっています。フィリピンの人たちは、英米人とは異なる英語を話します。そして、その英語を「自分のことば」として使いこなしています。たしかに日本と状況は異なりますが、同じように日本人も(私自身も含め)もっと気楽に英語を使えたらいいのに、と思ってしまいます。
この協会での活動を通じて、英語に苦手意識を持っている方や、国際コミュニケーションという行為に対して何か恐怖心のようなものを持っている方を、ひとりでも減らすことができれば幸いです。

理事(50音順)

天谷 修身(あまや おさみ)

株式会社アスクの代表取締役。株式会社アスク出版や中国語学校や日本語学校などを統括しています。事業の内容はコンテンツビジネスで、本の書店での販売や企業内教育などを行っています。年内に英語学校も創める予定。

意図するところは、こうです。本やeラーニングコースを製作して販売しているが、学習者の修得・体得まで責任を負うビジネスに変身しようということです。ROI重視のソリューションビジネスへの転換です。グローバル人材育成は、ただいまコンテンツビジネスの大きな課題です。

大島 希巳江(おおしま きみえ)

神奈川大学外国語学部教授。専門は異文化コミュニケーション、社会言語学、ユーモア学。近年は英語教育、および職場やビジネスにおけるユーモアの機能と効用に関する研究に注目している。また、1997年より英語落語のプロデュースおよび演者として、国内外で毎年公演を主宰している。英語教育の現場でも英語落語が活用されている。著書に「教室で英語落語」(三省堂)、「日本の笑いと世界のユーモア」(世界思想社)などがある。英語落語ホームページ http://www.english-rakugo.com

ユーモアは思いやりです。相手を笑わせてあげたり、ほっとさせてあげたりする、コミュニケーションにおける「おもてなし」です。日本人ならではのユーモアを発信し、世界と友好的な関係でつながることができたら、と思って活動しています。

岡本 佐智子(おかもと さちこ)

北海道文教大学外国語学部・大学院グローバルコミュニケーション研究科教授。青山学院大学大学院国際コミュニケーション修士。専門は日本語教育(教師養成)、社会言語学。

ここ数年、シンガポールにおける移民とその言語教育の変化を追いかけています。帰国早々にシンガポールで取材した人の顔が思い出せず、記憶力が弱っているなぁ、と思っていたら、少し前まで連載していた「非言語行動からながめる日本人のコミュニケーション」(アルク『月刊日本語』)で、日本人は相手の目だけを見て話すことが多く、相手の顔全体をよく見ていない、ということを自分で書いたんだっけ、と思い出しました。(ん?)

齋藤 智恵(さいとう ちえ)

国際医療福祉大学准教授、日本「アジア英語」学会(JAFAE)理事。Victoria University of Wellington、TESOL修了。東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。専門は英語教育学、社会言語学。著書に『国際言語管理の意義と展望』(共著、株式会社アルク)などがある。

私は大学生に英語を教えています。日本ではなかなか英語にふれる機会がないと考えている人が多いと思います。しかし、街中には英語をはじめとした中国語や韓国語などの多言語の表示にあふれています。現在、それらの多言語表示の研究をしています。多言語表示はもっとも身近な国際化の象徴であり、日本人にとって英語を使った情報の発信と受信の機会でもあります。
教育、研究、また本協会での活動を通して、みなさんに英語をもっと身近に感じてもらえたらと思っています。

間瀬 幸夫(ませ ゆきお)

株式会社東京外国語センター(TCLC)取締役企画部長。上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒。TCLC入社以来、外国語学校運営、企業の外国語およびグローバル人材育成のコンサルティングを30年以上にわたり行う。現在は研修企画、企業専用教材制作、プログラム開発などを中心に、ホームページやメールマガジン制作を担当。

ポルトガル語を専攻したことを生かして、最近は、「英語以外の言語修得」に積極的に携わっています。日本企業の外国語研修、グローバル人材育成研修を30年以上目の当たりにしてきた経験を、GHIAを通して一人でも、一社でも多く役立てられたらよいと思っています。

松岡 昇(まつおか のぼる)

獨協大学、立教大学非常勤講師。専門は国際コミュニケーション。企業のグローバル人材育成研修や、通信講座「1000時間ヒアリングマラソン」(アルク)の主任コーチも勤める。著書に、『日本人は英語のここが聞き取れない』(アルク)、Kick Off for the TOEIC Test(金星堂)、『「英語の壁」はディクテーションで乗り越える!』(アルク)など。趣味は、勝てないテニスに話せない落語、スイングできないジャズ。

アメリカの黒船が浦賀に来航したちょうど100年後に私は生まれました。中学校の歴史で勉強したときには、幕末のこの出来事が遠い昔のことに思われました。しかし、60年間生きてきた今の自分から考えると、かなり最近のニュースのようにも感じられます。当時のジョン万次郎とまではいかないまでも、今の日本のために何か役に立ちたいという思いが、私の研究や教育活動の原動力です。

監事

加藤 三保子(かとう みほこ)

国立大学法人豊橋技術科学大学総合教育院教授、特定非営利活動法人グローバル・イノベーション協会(GHIA)監事、社会福祉法人全国手話研修センター日本手話研究所外国手話研究部部長。金城学院大学大学院文学研究科英文学専攻修了。専門は社会言語学、手話言語学。
論文に「少数者の言語権を視野に-企業と手話コミュニケーション」(本名信行・竹下裕子・三宅ひろ子・間瀬幸夫編、アスク出版『企業・大学はグローバル人材をどう育てるか―国際コミュニケーションマネジメントのすすめ』第9章)などがある。

みなさんは、「日本国内ではどのような言語が使われていますか。」と問われたら何と答えますか。多くの人が「日本語、英語、アジアの言語やポルトガル語なども耳にする」と答えるでしょう。でも、聴覚障害者の母語である「日本手話」を挙げる人は、ほとんどいません。私は学部卒業後に手話を覚え始めましたが、このとてもユニークな人間味あふれる言語にすっかり魅了され、現在も研究を続けています。
今後、グローバルに活躍する人材の育成には、手話による聴覚障害者とのコミュニケーションも重要なテーマになるでしょう。この機会に、手話とろう者について学んでみてください!